2010.01.24 細革/四阿山
このシーズン、既に夏山には色々連れて行っている小3の息子を山スキーに連れ出すことをもくろみました。
幸い、息子は足が大きく、妻が大昔に使っていた革製2バックルのテレマークブーツを何とか履けるようになったので、あとは板があればとりあえずアルペンターンで滑ってこられるはず。
で、長さ140cmステップカット付き、のテレ板を店頭やネットオークションで探しましたが、そんなもの簡単に見つかるわけがない。
最後の望みをかけたタマキスポーツ。店頭にあふれる板を探しても、見当たらず。
さすがに無理か、と思いつつ相談してみると、倉庫からガルモント・モナシー150cmを探し出してきてくれました。恐るべし、タマキスポーツ。
これなら、仮に息子が興味を示さなくても自分が使って面白そう、ということで即決購入。
うまく息子も乗ってきて、初の親子ツアーとなりました。
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2010年1月24日 四阿山
天候:晴
装備:(板)BDポーラスター、(靴)スカルパ・ビンソン
タイム:GPSの記録に失敗しデータなし。
年末から続いた寒波からいったん気温上昇+降雨の後、新たに降った新雪に期待し、息子を山スキーに誘い出す。
根子岳にするか四阿山にするか、悩みながら車を走らせる。菅平のリフト開始時間まで間があるので、四阿山の様子を見に行くことにする。
四阿高原ホテル下の登山者用駐車場に駐車。既に何台か来ている。結局このまま四阿山を登ることにする。
登山道入口からしばらく行くと、右手にゲートがある。
ゲートを通らない方にも道は続いているのだが、後ろから来たおじさんがここでゲートを乗り越えていった方がいいと教えてくれる。
なるほど、ここでゲートを通っておかないと、牧場に出るところで有刺鉄線を越えなければならなくなることが後で分かる。
ゲートを越えてしばらく行くと、樹林帯を出て広い牧場に出る。良い景色だ。
牧場は風で雪が飛ばされているようで、アイスバーンが露出しており、雪がたまっているところも堅く締まっている。
BCクロカンが楽しそうな地形だが、この雪質ではダメだろう。
牧場のオープンバーンを過ぎると、樹林帯に入り、切り開きの中のトレースをたどる。
左手には牧柵。斜度が上がってくると、ショートスキンを装着した息子のスキーのグリップが効かず、登りに苦労し始める。
新雪でグリップが弱いためなのか、体重が軽いせいなのか。
最終的には、フルサイズのシールが貼ってある私のスキーと取り替えてしのぐ。
3ピンだとこんなこともできて、便利。
樹林帯の中で高度を上げていくと、だんだんと雪質が良くなってくる。
登っているところはそれほど幅の広くない切り開きで、あまり滑って楽しそうではないが、脇の樹林帯に樹間が広めで楽しそうなところがある。
登りのペースからとても山頂に行けそうにないので、後でこのあたりで昼食休憩にしたら、などと考えながら登る。
さらに斜度が上がり、ポーラスター+シールでも息子の登りは難しくなってくる。
上部尾根に上がる急斜面の下、標高1900mを越えたあたりまでで登りを終了とする。
登高終了点の周辺で歩き回って少し滑りを楽しむ。
ここの斜面の樹間はそこそこ広く、斜度もあるので、BCクロカンで来たならここで繰り返し滑って遊べそうだ。
登高終了点周辺はそこそこ雪質も良かったが、下降にはいると、随所にクラスト部分がある上、コース幅が狭く、大苦戦。
おまけに前日のサッカーで痛めた左腿裏が予想以上に痛く、踏ん張りも効かない。
苦労しつつも登りで観察していた樹林帯に到達、滑り込んで少し歩き回った後、昼食休憩とする。
持っていったスコップで小さいジャンプ台を作ってやると、しょぼいサイズなのに息子は喜んで遊び始める。
以降、山スキーに誘い出すときは、昼食に食べるインスタントラーメンとジャンプ台遊びをエサにすると、息子の食い付きが非常に良い。
食後の下りは、標高も下がってさらにサンクラスト+ウインドクラストで、スキーが全然曲がらず、転倒を繰り返す。
さらに、バランスを崩して踏ん張った際に左腿裏の痛みを悪化させてしまい、そこからは痛みに耐えつつ右足だけに頼った傾いたボーゲンで牧場をおそるおそる下る。
息子の方は、体重が軽くて潜らないのか、楽しそうにスイスイ滑っている。
必死の思いで何とか登山口まで下って終了。
今回は、初めての山で、息子を連れて行くのも初めて、ということでBCクロカンの使用は控えたが、地形的にはBCクロカンでもかなり楽しそうなところだと感じた。
ただ、風と日射の影響をモロに受ける牧場の斜面は、なかなか良いコンディションに当たるのは難しいのかもしれない。
※2011.12.8 動画追加
幸い、息子は足が大きく、妻が大昔に使っていた革製2バックルのテレマークブーツを何とか履けるようになったので、あとは板があればとりあえずアルペンターンで滑ってこられるはず。
で、長さ140cmステップカット付き、のテレ板を店頭やネットオークションで探しましたが、そんなもの簡単に見つかるわけがない。
最後の望みをかけたタマキスポーツ。店頭にあふれる板を探しても、見当たらず。
さすがに無理か、と思いつつ相談してみると、倉庫からガルモント・モナシー150cmを探し出してきてくれました。恐るべし、タマキスポーツ。
これなら、仮に息子が興味を示さなくても自分が使って面白そう、ということで即決購入。
うまく息子も乗ってきて、初の親子ツアーとなりました。
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2010年1月24日 四阿山
天候:晴
装備:(板)BDポーラスター、(靴)スカルパ・ビンソン
タイム:GPSの記録に失敗しデータなし。
年末から続いた寒波からいったん気温上昇+降雨の後、新たに降った新雪に期待し、息子を山スキーに誘い出す。
根子岳にするか四阿山にするか、悩みながら車を走らせる。菅平のリフト開始時間まで間があるので、四阿山の様子を見に行くことにする。
四阿高原ホテル下の登山者用駐車場に駐車。既に何台か来ている。結局このまま四阿山を登ることにする。
登山道入口からしばらく行くと、右手にゲートがある。
ゲートを通らない方にも道は続いているのだが、後ろから来たおじさんがここでゲートを乗り越えていった方がいいと教えてくれる。
なるほど、ここでゲートを通っておかないと、牧場に出るところで有刺鉄線を越えなければならなくなることが後で分かる。
ゲートを越えてしばらく行くと、樹林帯を出て広い牧場に出る。良い景色だ。
牧場は風で雪が飛ばされているようで、アイスバーンが露出しており、雪がたまっているところも堅く締まっている。
BCクロカンが楽しそうな地形だが、この雪質ではダメだろう。
牧場のオープンバーンを過ぎると、樹林帯に入り、切り開きの中のトレースをたどる。
左手には牧柵。斜度が上がってくると、ショートスキンを装着した息子のスキーのグリップが効かず、登りに苦労し始める。
新雪でグリップが弱いためなのか、体重が軽いせいなのか。
最終的には、フルサイズのシールが貼ってある私のスキーと取り替えてしのぐ。
3ピンだとこんなこともできて、便利。
樹林帯の中で高度を上げていくと、だんだんと雪質が良くなってくる。
登っているところはそれほど幅の広くない切り開きで、あまり滑って楽しそうではないが、脇の樹林帯に樹間が広めで楽しそうなところがある。
登りのペースからとても山頂に行けそうにないので、後でこのあたりで昼食休憩にしたら、などと考えながら登る。
さらに斜度が上がり、ポーラスター+シールでも息子の登りは難しくなってくる。
上部尾根に上がる急斜面の下、標高1900mを越えたあたりまでで登りを終了とする。
登高終了点の周辺で歩き回って少し滑りを楽しむ。
ここの斜面の樹間はそこそこ広く、斜度もあるので、BCクロカンで来たならここで繰り返し滑って遊べそうだ。
登高終了点周辺はそこそこ雪質も良かったが、下降にはいると、随所にクラスト部分がある上、コース幅が狭く、大苦戦。
おまけに前日のサッカーで痛めた左腿裏が予想以上に痛く、踏ん張りも効かない。
苦労しつつも登りで観察していた樹林帯に到達、滑り込んで少し歩き回った後、昼食休憩とする。
持っていったスコップで小さいジャンプ台を作ってやると、しょぼいサイズなのに息子は喜んで遊び始める。
以降、山スキーに誘い出すときは、昼食に食べるインスタントラーメンとジャンプ台遊びをエサにすると、息子の食い付きが非常に良い。
食後の下りは、標高も下がってさらにサンクラスト+ウインドクラストで、スキーが全然曲がらず、転倒を繰り返す。
さらに、バランスを崩して踏ん張った際に左腿裏の痛みを悪化させてしまい、そこからは痛みに耐えつつ右足だけに頼った傾いたボーゲンで牧場をおそるおそる下る。
息子の方は、体重が軽くて潜らないのか、楽しそうにスイスイ滑っている。
必死の思いで何とか登山口まで下って終了。
今回は、初めての山で、息子を連れて行くのも初めて、ということでBCクロカンの使用は控えたが、地形的にはBCクロカンでもかなり楽しそうなところだと感じた。
ただ、風と日射の影響をモロに受ける牧場の斜面は、なかなか良いコンディションに当たるのは難しいのかもしれない。
※2011.12.8 動画追加
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