2010.03.03 BCXC/池の平湿原

前回とても良かった池の平湿原を再訪。
二度目は雪質に恵まれませんでしたが、悪雪の良い練習になりました。

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2010年3月3日 池の平湿原

天候:晴れ
装備:(板)アウタバウンズクラウン、(靴)Xadv7
タイム:湯の丸第4リフト上 11:31 ~ 12:01 兎平 12:13 ~ 12:43 湿原案内板 ~ 12:54 兎平 ~ 13:28 兎平周辺滑降 14:09 ~ 14:22 湯の丸第4リフト上

2月下旬以降暖かい日が続いており、スキー場は春の雰囲気。ゲレンデもザラメになっている。
リフトを降りると雪面は凍っている。林道に入っても日陰の雪面は堅く、若干ステップでは登りにくいところもあったが、ほとんど問題はない。
途中、林道をショートカットしようとトレースのないところを進むと、ところどころで表面の堅い層を踏み抜きスキーが深く沈む。容易ならざる雪質であることを予感させる。

30分ほどで兎平に到着。高峰高原への林道は雪崩の危険のため通行止めとなっている。
昼食の後、休憩所前のオープンスロープを試しに滑ってみる。
雪は以前より明らかに減っており、ところどころ笹も出ている。
一見、日差しを受けて快適なザラメ斜面になっているかのように見えるが、滑ってみるとスキーが潜り、またところどころでがくっと深く沈む。大変滑りにくい。
ここを繰り返し滑る気分にはならず、稜線を登って、前回おいしそうだと思いながら通り過ぎた、村界の丘の先から湿原に降りる斜面に行ってみることにする。

村界の丘の先から、湿原側斜面にトラバースして入っていく。
ここもやはりあちこちで笹が顔を出している。
しばらくトラバースして良い斜面を探し、湿原に向けて下降に入る。
雪はさっき以上に潜り、これも一種の深雪滑降、結構おもしろいかも、と思ったとたん、スキーがずぼっと沈んで転倒する。
転倒を何度か繰り返しながら、湿原に。木道がかなり露出し、湿原が顔を出しているところもある。
トレースを見つけてたどっていくと、前回も通った湿原の案内板の前に着く。
そこからもトレースをたどり、兎平に戻る。

兎平に戻る途中、林間のあまり陽があたっていないところの方が雪質が良いように感じたので、兎平に登る途中で観察していた篭ノ登山麓の林道沿い斜面ならば緩んでおらず滑りやすいのでは、と考えてそちらに向かってみる。
行ってみると、たしかに表面が堅くこちらの方が滑りやすいが、林道から見た印象よりも樹間が狭く、楽しいとは言えない。
本当に滑りやすい締まったザラメならこのくらいの樹間でも良いかもしれないが。

良いところを探しながら滑るが、やはり表面を踏み抜いてしまうところもあり、ひとたび踏み抜くとこちらの方が厄介だ。
もう今日は下ってゲレンデを滑ろうか、と思うが、ゲレンデがそれほど楽しいとも思えない。
やはり、兎平に登り返すことにする。

兎平に戻って、再びオープンバーンを滑る。
潜る→スタンスが広くなる→後ろスキーが交差して転倒、を繰り返したので、タイトスタンスを強く意識して滑るようにすると、いい感じになる。
それでも自在に滑るというところまでは行かないが、結構楽しくなってきて、兎平から湿原までをもう一本滑る。
2本目は林道を少し高峰側に進んだところから滑ったが、こちらも適度に樹間が開いたところがあって悪くない。

また兎平に登り返し、スキー場に下ることにするが、ここからが本日の核心部。
林道の日陰部分(大部分)は堅くなっており、エッジの効きが予想以上に悪く、かなり緊張させられる。

ゲレンデでも何本か滑るが、圧雪したギザギザの跡が凍ってそのまま残っているような部分は、斜度がなくてもエッジの効きがかなり悪く、全く楽しめない。
しかし、雪が緩んでグサグサになっているところは、波乗りをしているような浮遊感があってものすごく楽しかった。


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