★2010.05.04 細革/GW立山④・御山谷
2010年GW立山ツアー最終日は、御山谷を滑り降りて下山しました。。
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2010年5月4日 GW立山・4日目 御山谷
天候:くもり
装備:(板)BDポーラスター、(靴)スカルパ・ビンソン
<タイム>
6:28 雷鳥沢テン場
7:32~8:00 一の越
9:08~9:25 黒部湖畔
10:22 ロッジくろよん
10:54 黒部湖駅
テントを撤収して出発。
天候は曇り、一の越方面はガスがかかっていて見えない。
気温は高く、空気が湿っている感じ。日射はないのに、雪面が凍っていない。
一の越までは概ねガスの中。
一の越に着き、滑降準備をしていると、ガスが切れ切れになってきて、時折御山谷の大岩あたりまで見渡せるようになる。
目指す御山谷の雪面も、やはり気温が高かったのか凍っていない。しかも、連日苦しめられたぶかぶかの潜る雪ではなく、締まったザラメになっている。
試しに空身で数ターンしてみると、実にいい感じ。山行締めくくりの御山谷で雪質に恵まれてラッキー。
喜び勇んで滑り出すが、重い大ザックを背負っての滑降はやはり厳しい。
バランス保持が難しく、おたおたしながら滑る。
脚への負担も大きく、辛くてターンが続かない。ひーひー言いながら、やっとという感じで大岩に到着。
この下はやや急な斜面。ここまでの斜面でもきつかったことを考えると、嫌だな、と思うが、急斜面に対応するため自然に出たワンステップテレマークが実に効果的で、以降は滑りが安定し、脚への負担も軽くなる。
御山谷上部の緩やかな斜面では、つい大きなターンで滑ってしまったが、それだと左右に振られる力が大きく働くのだろう。重いザックでは「深回りの小回り」が良いようだ。
と、せっかくコツをつかんだのだが、御山谷のおいしい部分はほどなく終わる。
下部は、概ね右岸に付けられたトレースに沿って、トラバース気味に滑っていく。
このあたりまで来ると、沢の埋まり具合から、2年前に来たときよりもかなり積雪が多いのがはっきりわかる。
特に、黒部湖畔の夏道の橋が架かっている付近が、倒木混じりの巨大なデブリで埋め尽くされているのに驚いた。
ここを乗り越えた先で、滑降終了。
さて、御山谷は、ここから黒部湖畔の水平歩道歩きが長い。
一昨年は、歩き出しで夏道が見つけられないまま、何とかなるだろうと歩き出してしまい、夏道を見つけて戻るまでの間、悪路で余分に体力を使ってしまった。
夏道に戻ってからも、重い上にスキーを装着したザックを背負っての歩きはこたえる、「水平歩道」っていう位だからそれほどきつい登りがあるわけではないだろうと甘く見ていて、御山谷を滑り終えた時点でほとんど終わったような気分になっていたこともあって、大変きつく感じた。
今回はその反省から、まず夏道を探す。GPSという新兵器を得たこともあって、わりとあっさり見つけられた。
まだ長いぞ、という心の準備ができていたこともあって、もちろん楽とは言えないものの、前回ほどの辛さを感じることなく黒部湖駅にたどり着いて、GW山行を終了した。
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2010年5月4日 GW立山・4日目 御山谷
天候:くもり
装備:(板)BDポーラスター、(靴)スカルパ・ビンソン
<タイム>
6:28 雷鳥沢テン場
7:32~8:00 一の越
9:08~9:25 黒部湖畔
10:22 ロッジくろよん
10:54 黒部湖駅
テントを撤収して出発。
天候は曇り、一の越方面はガスがかかっていて見えない。
気温は高く、空気が湿っている感じ。日射はないのに、雪面が凍っていない。
一の越までは概ねガスの中。
一の越に着き、滑降準備をしていると、ガスが切れ切れになってきて、時折御山谷の大岩あたりまで見渡せるようになる。
目指す御山谷の雪面も、やはり気温が高かったのか凍っていない。しかも、連日苦しめられたぶかぶかの潜る雪ではなく、締まったザラメになっている。
試しに空身で数ターンしてみると、実にいい感じ。山行締めくくりの御山谷で雪質に恵まれてラッキー。
喜び勇んで滑り出すが、重い大ザックを背負っての滑降はやはり厳しい。
バランス保持が難しく、おたおたしながら滑る。
脚への負担も大きく、辛くてターンが続かない。ひーひー言いながら、やっとという感じで大岩に到着。
この下はやや急な斜面。ここまでの斜面でもきつかったことを考えると、嫌だな、と思うが、急斜面に対応するため自然に出たワンステップテレマークが実に効果的で、以降は滑りが安定し、脚への負担も軽くなる。
御山谷上部の緩やかな斜面では、つい大きなターンで滑ってしまったが、それだと左右に振られる力が大きく働くのだろう。重いザックでは「深回りの小回り」が良いようだ。
と、せっかくコツをつかんだのだが、御山谷のおいしい部分はほどなく終わる。
下部は、概ね右岸に付けられたトレースに沿って、トラバース気味に滑っていく。
このあたりまで来ると、沢の埋まり具合から、2年前に来たときよりもかなり積雪が多いのがはっきりわかる。
特に、黒部湖畔の夏道の橋が架かっている付近が、倒木混じりの巨大なデブリで埋め尽くされているのに驚いた。
ここを乗り越えた先で、滑降終了。
さて、御山谷は、ここから黒部湖畔の水平歩道歩きが長い。
一昨年は、歩き出しで夏道が見つけられないまま、何とかなるだろうと歩き出してしまい、夏道を見つけて戻るまでの間、悪路で余分に体力を使ってしまった。
夏道に戻ってからも、重い上にスキーを装着したザックを背負っての歩きはこたえる、「水平歩道」っていう位だからそれほどきつい登りがあるわけではないだろうと甘く見ていて、御山谷を滑り終えた時点でほとんど終わったような気分になっていたこともあって、大変きつく感じた。
今回はその反省から、まず夏道を探す。GPSという新兵器を得たこともあって、わりとあっさり見つけられた。
まだ長いぞ、という心の準備ができていたこともあって、もちろん楽とは言えないものの、前回ほどの辛さを感じることなく黒部湖駅にたどり着いて、GW山行を終了した。
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