2011.01.16 BCXC/湯ノ丸山

昨年テレマークで偵察しておいた湯ノ丸山に、BCクロカンで行ってきました。

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2011年1月16日 湯ノ丸山 

天候:曇り時々雪
装備:(板)アウタバウンズクラウン(靴)Xadv7
<タイム>
9:23 地蔵峠
9:39 キャンプ場
10:03 つつじ平
12:35~13:22 湯ノ丸山
14:15 地蔵峠

今回は息子(小4)とのツアー。
群馬北部、上越、北信は軒並み日中相当の降雪の予報。一人なら深雪狙いでそちら方面に突撃するという選択肢もあるが、子連れということで断念。
湯の丸スキー場のピンポイント予報は夜間雪、日中は曇り時々雪だったので、湯ノ丸山に行くことにする。

日々天気をチェックしていたところでは、東信地域はクリスマス~年始の寒波の恩恵が十分及んでいない感じだったので、雪不足が心配されたが、今回の寒波で相当降ったようで、大きな支障なくツアーができる状態になっていた(それでもまだ十分な積雪量とはいえないが)。

湯ノ丸山は昨年テレマークで行った際、アイスバーンにならなければBCクロカンでも十分可能と感じたので、今回はBCクロカンで行く。
息子は例によってガルモント・モナシー150cmにテレ革靴の組み合わせ。

今回はリフトは使わず、地蔵峠からキャンプ場経由で登る。
到底ウロコだけで登り切れるルートではないので、最初からシールを装着。
相当の積雪量だったが、幸い先行者のトレースがある。

                 キャンプ場に向かう林道
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                 キャンプ場から湯ノ丸山
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キャンプ場からつつじ平に上がる樹林帯の中で、部分的にトレースを外すと膝上まで潜る。

                 つつじ平に登る樹林帯
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                 つつじ平から湯ノ丸山。まだブッシュが埋まっていない
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細くて短いBCクロカンはやはり浮力で劣るためか、トレースをたどってもなお沈んでしまうところがあったり、息子のシールが剥がれて対応に時間がとられるなどして、山頂まで3時間15分もかかる。
息子のシールは噂の(?)新製品、Geckoを細板用に加工したものだったが、このGecko、貼り流しにするとテールが非常に剥がれやすい。
粘着面に雪が着いてもエッジでこそげ落とせば粘着力が復活、というのが売りだったが、従来の糊シールよりはマシだとしても、やはり粘着力が落ちるのは避けられないし、テールが剥がれ出してしまうとどうしようもない。
最後の最後は私が板を担いでやって、息子はツボ足で登らせた。
(※)このときの教訓から、貼り流し派の私も、Geckoだけはテールフックを付けることにした。テールフックを付けたものでは、剥がれの問題は起きなかった。

天気は、ベースでは高曇りだったが、中腹からは弱めの雪で、山頂に出るとかなりの強風。
前回も強風だったので、ここの特徴なのだろう。

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すかさず二人でツェルトに潜り込む。
狭いツェルトの中でも、息子と来ているときはお約束のラーメンが欠かせない。
熱いラーメンで体を温めたら、いよいよ下り。

雪質は湯ノ丸ならではのパウダーだが、滑りになったのは最上部の急斜面、わずかの部分だけ。それも2~3回ターンしたところでスキーが深く埋まりきって止まってしまう。
息子は転んで埋まっては立つ、の繰り返し。
細板には雪が深すぎた。

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その後、大半は下りラッセルとなり、もがきながらゆるゆると降りてきただけという感じ。
苦行になってしまったが、なかなか経験できない深雪を滑れたことで、私も息子もそれなりに満足する。
とはいえ、適度な降雪量のときにもう一度行ってみたい。


※2011.12.8 動画追加


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<このほかの湯ノ丸山の記録>
2010.01.06 細革/湯ノ丸山

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