★2011.03.06 BCXC/神楽ヶ峰田代尾根
おなじみの神楽ヶ峰。
今回は田代尾根を滑ってみました。
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2011年3月6日 神楽ヶ峰田代尾根
天候:晴れ
装備:(板)ロシニョール・BC70(靴)Xadv7
<タイム>
09:35 かぐら第5リフト上
10:22 稜線
11:05~11:43 田代尾根分岐
12:38 田代スキー場
「息子をスキーに連れて行ってやる」という名目で日帰りスキーの了承を得る。
その息子は、山でもいいけどテレマークの滑り方も教えて欲しい、と言うので、かぐらで半日ツアー、半日スキーということにする。
昨シーズンから3度目の神楽ヶ峰、そろそろ往復コース以外を、と思うが、あまりにも人が多い中尾根はちょっと、ということで、田代尾根を目指す。
今回は、かぐらスキー場最上部の第5リフトが動いている(春だけ運行)。
しかし、リフト待ちが長い。これではクワッドリフト終点から登ったのと時間的に大差なくなってしまうのでは、と思う。
ともあれ、一度第5リフト乗り場に並んでしまえば後は待つしか選択肢はない。
リフトに乗ると、中の芝のすぐ下まで上がってしまう。
稜線までの短い登りが、さらに短くなる。
降雪から丸一日経っていたので雪質が心配されたが、パウダーというほどは軽くないものの、十分柔らかいまま残っていた。スキーを外せば腿まで潜る。
前2回はシールは使わず稜線まで登ったが、今回は雪質のせいか、使った板の能力のせいか、ステップの効きが悪い。
特に、ガルモントのモナシーを履いている息子は、体重が軽いせいもあるのか、さほど急でもない中ノ芝の登りで既に苦戦している。
そんな調子なので、斜度がぐっと増す上ノ芝が登れるわけがない。
稜線まではあと一息だが、シールを着ける。
それにしても、入山の容易さに加えて天気も良かったためか、おびただしい数の人々がバックカントリーに入っている。
特に中尾根方面は人だらけ。
ゲレンデ装備のままの「丸腰」で入っているスキーヤー・ボーダーも多数。
第5リフトが営業しているこの時期は、ほとんどスキー場の延長のような気分でバックカントリーに入っているようだ。
しかし、それだけ人がいても、上ノ芝の斜面はノートラックのまま。
思わず滑ってみるが、やはり、深雪のため直滑降でようやく進む程度。
わかっちゃいるけど試さずにはいられない。
再度シールを着けて稜線に登り返し、田代尾根に向かう。
夏道尾根と田代尾根の間は、ほぼ全面おいしそうな中~急斜面。
もし自分1人だったら、滑っては登り返しで1日遊び倒していただろう。
しかし今回は息子と一緒なので我慢。
稜線上から田代への下りは、ほとんどの人が尾根上を忠実に下っていて、降り口はゲレンデ状態。
左手の沢側に「なぜここを滑らないのか?」というおいしそうな急斜面がノートラックで残っていたので、迷わずそちらを滑る。
トラバースして尾根上に戻り(ステップがないとこれがしんどいのだろう)、ゆるやかな疎林の尾根を下る。
小ピークを左から巻いていくと大きな反射板があり、その下に田代スキー場方面に向けて急斜面のオープンバーンが広がっている。
さすがにここはかなり荒れているし、上に比べれば雪も重いが、それでも十分深雪滑りを楽しめた。
尾根上から対岸の谷川連峰を望む
反射板下の急斜面
オープンバーンを滑り降りて、左手の沢を越えて少し下ると、スキー場のコースに出て終了。
お手軽なショートツアーだが、思いの外楽しめた。
人気の中尾根よりも、滑ってまた登るBCクロカン的な楽しみ方にはこちらの方が適していると感じた(今回はそうしなかったが)。ただし、降雪後の雪崩には要注意。
その気になれば、一度リフトでゲレンデトップに戻ってもう一本ツアー、というのも可能。
実際、丸腰のボーダー・スキーヤーは、リフトを使って繰り返しオフピステを滑っているようだった。
※2011.12.8 動画追加
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<このほかの神楽ヶ峰の記録>
2010.12.26 BCXC/神楽ヶ峰
2010.05.28 BCXC/神楽ヶ峰
今回は田代尾根を滑ってみました。
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2011年3月6日 神楽ヶ峰田代尾根
天候:晴れ
装備:(板)ロシニョール・BC70(靴)Xadv7
<タイム>
09:35 かぐら第5リフト上
10:22 稜線
11:05~11:43 田代尾根分岐
12:38 田代スキー場
「息子をスキーに連れて行ってやる」という名目で日帰りスキーの了承を得る。
その息子は、山でもいいけどテレマークの滑り方も教えて欲しい、と言うので、かぐらで半日ツアー、半日スキーということにする。
昨シーズンから3度目の神楽ヶ峰、そろそろ往復コース以外を、と思うが、あまりにも人が多い中尾根はちょっと、ということで、田代尾根を目指す。
今回は、かぐらスキー場最上部の第5リフトが動いている(春だけ運行)。
しかし、リフト待ちが長い。これではクワッドリフト終点から登ったのと時間的に大差なくなってしまうのでは、と思う。
ともあれ、一度第5リフト乗り場に並んでしまえば後は待つしか選択肢はない。
リフトに乗ると、中の芝のすぐ下まで上がってしまう。
稜線までの短い登りが、さらに短くなる。
降雪から丸一日経っていたので雪質が心配されたが、パウダーというほどは軽くないものの、十分柔らかいまま残っていた。スキーを外せば腿まで潜る。
前2回はシールは使わず稜線まで登ったが、今回は雪質のせいか、使った板の能力のせいか、ステップの効きが悪い。
特に、ガルモントのモナシーを履いている息子は、体重が軽いせいもあるのか、さほど急でもない中ノ芝の登りで既に苦戦している。
そんな調子なので、斜度がぐっと増す上ノ芝が登れるわけがない。
稜線まではあと一息だが、シールを着ける。
それにしても、入山の容易さに加えて天気も良かったためか、おびただしい数の人々がバックカントリーに入っている。
特に中尾根方面は人だらけ。
ゲレンデ装備のままの「丸腰」で入っているスキーヤー・ボーダーも多数。
第5リフトが営業しているこの時期は、ほとんどスキー場の延長のような気分でバックカントリーに入っているようだ。
しかし、それだけ人がいても、上ノ芝の斜面はノートラックのまま。
思わず滑ってみるが、やはり、深雪のため直滑降でようやく進む程度。
わかっちゃいるけど試さずにはいられない。
再度シールを着けて稜線に登り返し、田代尾根に向かう。
夏道尾根と田代尾根の間は、ほぼ全面おいしそうな中~急斜面。
もし自分1人だったら、滑っては登り返しで1日遊び倒していただろう。
しかし今回は息子と一緒なので我慢。
稜線上から田代への下りは、ほとんどの人が尾根上を忠実に下っていて、降り口はゲレンデ状態。
左手の沢側に「なぜここを滑らないのか?」というおいしそうな急斜面がノートラックで残っていたので、迷わずそちらを滑る。
トラバースして尾根上に戻り(ステップがないとこれがしんどいのだろう)、ゆるやかな疎林の尾根を下る。
小ピークを左から巻いていくと大きな反射板があり、その下に田代スキー場方面に向けて急斜面のオープンバーンが広がっている。
さすがにここはかなり荒れているし、上に比べれば雪も重いが、それでも十分深雪滑りを楽しめた。
尾根上から対岸の谷川連峰を望む
反射板下の急斜面
オープンバーンを滑り降りて、左手の沢を越えて少し下ると、スキー場のコースに出て終了。
お手軽なショートツアーだが、思いの外楽しめた。
人気の中尾根よりも、滑ってまた登るBCクロカン的な楽しみ方にはこちらの方が適していると感じた(今回はそうしなかったが)。ただし、降雪後の雪崩には要注意。
その気になれば、一度リフトでゲレンデトップに戻ってもう一本ツアー、というのも可能。
実際、丸腰のボーダー・スキーヤーは、リフトを使って繰り返しオフピステを滑っているようだった。
※2011.12.8 動画追加
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<このほかの神楽ヶ峰の記録>
2010.12.26 BCXC/神楽ヶ峰
2010.05.28 BCXC/神楽ヶ峰
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