フィッシャー モデルチェンジ

サロモンに続いて、フィッシャーのサイトでも、来期ノルディックカタログが公開されました。

こちらは、BCクロカン関連モデルにモデルチェンジが施されています。
BCクロカンの中心となるS-BOUNDシリーズは、モデル名が「SBOUND」+トップ幅、に統一されました。
私の愛用するアウタバウンズクラウンと同じ、トップ88mmのモデルは「SBOUND88」。
それと、「SBOUND78」がBCクロカン向けでしょうか。
「SBOUND98」、「SBOUND112」になると、BCクロカンには太すぎるのではないかと思います。
カタログの写真でも、クロカンビンディングを着けているのは「88」まで。
「98」と「112」は、旧カルフの「10th NOUNTAIN」と「GUIDE」のあたりを狙った、テレマーク用ステップ板ということになりましょうか。

それから、「OFFTRACK CRUISING」シリーズに分類された、「SPIDER62」と「OUTBACK68」もBCクロカン向きでしょう。
「ADVENTURE60」はノーエッジなのでマニア(?)向け。
このシリーズのモデルは、「ノルディック・ロッカー・キャンバー」というキャンバーが新採用になっているとのこと。
細板の世界にもロッカーの波?

※2011.11.4追記
日本のカタログでは「ノルディック・ロッカー・キャンバー」は「OFFTRACK CRUISING」だけに採用されているように見えますが、S-BOUNDシリーズにも採用されているとのことです。
S-BOUND78と88は、昨年までのスノーバウンドクラウンとアウタバウンズクラウンのグラフィックと名称を変更しただけなのかと思っていたのですが、完全なモデルチェンジということになります。


そして気になるのが、エッジ。
昨シーズンまでのフィッシャーでは、トップ80ミリ以下のモデルはフル・スチールエッジではなく、キックゾーンの部分にプラスチックエッジが採用されていたのですが、カタログを見ると、上に挙げたBCクロカン向けモデルには、プラスチックエッジ採用を示すアイコンが付いていないので、もしかしたらフルエッジ化したのかも。
この辺、わかりやすい説明がないのがニッチ商品の宿命か。

もしフルエッジ化したのだとすると、サイレント・スパイダー後継の「SPIDER62」など興味がわくのですが、「NIS専用」となっているので、SNSビンディングは付けられないのでしょうか。

※2011.11.5追記
現物を確認したところ、思っていたとおり、フルスチールエッジとなっていました。
また、NIS専用のSPIDER62にはSNSビンディングは付けられないとのことです。


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BCクロカン用具についての基礎知識はこちらで。
BCクロカン概説(2)~BCクロカンの用具

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