2008.05.05 細革/08GW立山④・御山谷
2008年5月5日 08GW立山・4日目 御山谷
天候:くもり→雨
装備:(板)BDポーラスター、(靴)スカルパ・ビンソン
<タイム>
6:55 雷鳥沢テン場
8:35~9:10 一の越
10:35~11:25 黒部湖畔
13:50 黒部ダム
08GWツアー最終日。御山谷を滑って黒部ダムに下山する。
テントを撤収して一の越へ。フル装備を背負っての登りはこたえる。
一の越からの御山谷は最高の中斜面。
前日に思い出した、タイト・スタンスと高い姿勢で滑る。
しかし、あまりの重荷のため、ノンストップランとはいかない。
脚に来るので、4ターンずつくらいで休みを入れる。
そのうち、ワンステップターンでスピードを十分に落としつつ楽に滑る方法を把握。
そこからターンをつなげられるようになる。
御山谷中間部
沢の幅が狭くなってくると、右岸を進むようになる。
人気ルートだけに、しっかりしたトレースがある。
わかりにくいが、右岸(左側)にトレースがある。
スキー1台分の幅しかない、最もきわどかった部分。
トレースに従ってスノーブリッジを左岸に渡り、少し進むと、眼前に黒部湖が飛び込んでくる。
ちょっと感動。
湖畔はすぐで、滑降終了となる。
荷物を下ろして休んでいると、後から次々と人がやってくる。
そのうち、若い男女のスノーボーダーの大集団も降りてきた。
デイパック程度の軽装で、服装も含め、ゲレンデスノーボーダーがそのままやってきたような印象。
アルペンルートを使った日帰りガイドツアーか何かだろうか。
御山谷はそのようなルートなのだということを知る。
休憩しているうちに小雨が降り出す。
これからの登山道歩きが雨の中というのは憂鬱だが、昨日までのツアーが快晴続きだった幸運を喜ばないといけない。
さて、ここからは黒部ダムまで水平歩道を歩くことになるのだが、夏道が発見できない。
スノーボーダーのパーティーは、明らかに道ではない湖畔近くを進んでいく。
ついて行ってみると、一応赤布があるが、急傾斜のガレ場やザレのトラバースが続き、あまり良いルートとは思えない。
途中で上を見ると、道と思われるところを歩いているスキーヤーがいる。そこに向かってガレ場を登り、水平歩道にたどり着いた。
水平歩道は、それまでの「道なき道」よりはずっと歩きやすいが、道が崩れかけているところや倒木なども少なくなく、かなり道が荒れている。
長い細板をザックに付けているので歩きにくい。
その上、先ほどとは別のスノーボーダーの大パーティーが先行しており、登山道を歩き慣れないのか、悪場の通過の度に渋滞して待たされる。
自分のペースで歩けないので、余計に疲れる。
重荷に加えてシャリバテ気味で辛くなってくるが、ロッジくろよんで休憩しているスノーボーダーのパーティーを追い抜くことができたので、とにかく早く着きたい一心で休まず歩き続ける。
御山谷から2時間半近く休みなしで歩き続け、観光客でにぎわう黒部ダムに到着した。
黒部湖畔に滑り付いたときには、文句のないツアーのフィナーレと思ったが、そこから先の水平歩道歩きが予想外の苦行で、イメージが大きく変わる。
ともあれ、初めての立山ツアーは、これまでの中級山岳のツアーとはスケールが全く違い、自分にとって非常にインパクトのあるツアーだった。
天候:くもり→雨
装備:(板)BDポーラスター、(靴)スカルパ・ビンソン
<タイム>
6:55 雷鳥沢テン場
8:35~9:10 一の越
10:35~11:25 黒部湖畔
13:50 黒部ダム
08GWツアー最終日。御山谷を滑って黒部ダムに下山する。
テントを撤収して一の越へ。フル装備を背負っての登りはこたえる。
一の越からの御山谷は最高の中斜面。
前日に思い出した、タイト・スタンスと高い姿勢で滑る。
しかし、あまりの重荷のため、ノンストップランとはいかない。
脚に来るので、4ターンずつくらいで休みを入れる。
そのうち、ワンステップターンでスピードを十分に落としつつ楽に滑る方法を把握。
そこからターンをつなげられるようになる。
御山谷中間部
沢の幅が狭くなってくると、右岸を進むようになる。
人気ルートだけに、しっかりしたトレースがある。
わかりにくいが、右岸(左側)にトレースがある。
スキー1台分の幅しかない、最もきわどかった部分。
トレースに従ってスノーブリッジを左岸に渡り、少し進むと、眼前に黒部湖が飛び込んでくる。
ちょっと感動。
湖畔はすぐで、滑降終了となる。
荷物を下ろして休んでいると、後から次々と人がやってくる。
そのうち、若い男女のスノーボーダーの大集団も降りてきた。
デイパック程度の軽装で、服装も含め、ゲレンデスノーボーダーがそのままやってきたような印象。
アルペンルートを使った日帰りガイドツアーか何かだろうか。
御山谷はそのようなルートなのだということを知る。
休憩しているうちに小雨が降り出す。
これからの登山道歩きが雨の中というのは憂鬱だが、昨日までのツアーが快晴続きだった幸運を喜ばないといけない。
さて、ここからは黒部ダムまで水平歩道を歩くことになるのだが、夏道が発見できない。
スノーボーダーのパーティーは、明らかに道ではない湖畔近くを進んでいく。
ついて行ってみると、一応赤布があるが、急傾斜のガレ場やザレのトラバースが続き、あまり良いルートとは思えない。
途中で上を見ると、道と思われるところを歩いているスキーヤーがいる。そこに向かってガレ場を登り、水平歩道にたどり着いた。
水平歩道は、それまでの「道なき道」よりはずっと歩きやすいが、道が崩れかけているところや倒木なども少なくなく、かなり道が荒れている。
長い細板をザックに付けているので歩きにくい。
その上、先ほどとは別のスノーボーダーの大パーティーが先行しており、登山道を歩き慣れないのか、悪場の通過の度に渋滞して待たされる。
自分のペースで歩けないので、余計に疲れる。
重荷に加えてシャリバテ気味で辛くなってくるが、ロッジくろよんで休憩しているスノーボーダーのパーティーを追い抜くことができたので、とにかく早く着きたい一心で休まず歩き続ける。
御山谷から2時間半近く休みなしで歩き続け、観光客でにぎわう黒部ダムに到着した。
黒部湖畔に滑り付いたときには、文句のないツアーのフィナーレと思ったが、そこから先の水平歩道歩きが予想外の苦行で、イメージが大きく変わる。
ともあれ、初めての立山ツアーは、これまでの中級山岳のツアーとはスケールが全く違い、自分にとって非常にインパクトのあるツアーだった。
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