MADSHUSの謎、解明

私、今シーズンのMADSHUSのラインナップを紹介した記事の中で、新たにカタログに載ったウエスト50mm台の4機種について、

BC55 と GLITTERTIND、BC50 と VOSS はそれぞれディメンションが全く同じで、BC55 と BC50 については商品説明もなく、カタログ上からはどういう違いがあるのか分かりません。
(中略)
同じディメンションで、同じくステップソールでありながら、性格の違うモデル、というのは考えにくいのですが…。


と疑問を書いていたのですが、この『MADSHUSの謎』が解明されたというコメントをれつ丸さんから頂きました。
以下、コメント引用。

この週末、てれまくりに参加しましてマズシャスの謎が氷解しました!
結論から言うと、ディメンションが同じ板はそれぞれ全く同じモノだったのです。
違いは名前とビジュアルだけだなんて、ビックリ!
ミヤコスポーツさんに詳しく伺うと、マズシャス側の意向であって自分たちも理解できないとのこと。


なるほど~、やはり中身は全く同じ板でしたか。
しかも輸入代理店にも中身の同じ板を2種類売ることの理由が分からないと。
アルペンスキーではおそらく起こりえない、ヒールフリーの世界の奥深さを感じさせるエピソードです。

また、れつ丸さんによれば、

BCクロカンの体験試乗会は盛況で、これがきっかけになればと思うばかりです。

ということなんですが、たしかてれまくりでは去年もBCクロカン企画が大人気だったんですよね。
しかし、それほど大きく状況が変わってきているとは感じられず。
ショップでBCクロカン用具のラインナップが充実して来ているのはこのあたりの人気を見込んだものなんだと思うのですが、在庫状況を見ているとそんなにどんどん売れている様子でもないような…。
タマキスポーツでは行くたびに細板がかなり売れているようですが、あの店の場合、私も含め、買っている人の顔ぶれからするとあまり広がりがあるとは思えない(笑)。

BCクロカンは、てれまくりというお祭りで新しいものを体験してみたいという参加者には格好のネタなんだと思いますが、じゃあ自分で道具を揃えて、ということになった場合にどういう風に遊んだらいいのかピンと来ない、という感じなんじゃないかなあ。
ゲレンデではテレマークの方が面白いだろうし、普段テレマークで行っているようなツアーコースにいきなりBCクロカンで行く気は起きないだろうし。
私自身そうだったのが、このブログを立ち上げた理由な訳ですが。
ともあれ、てれまくりで閑古鳥が鳴いていた、というよりは盛況の方がいいわけで、着実に種は蒔かれているものと期待しましょう!


ところで、ニューモデルに関する『MADSHUSの謎』は無事解明された訳ですが、実は、MADSHUSについてはより根源的な謎が、以前からもう一つあるのです。
それは…「MADSHUS」の読み方が分からないということです!(笑)

私も、一応れつ丸さんと同じく「マズシャス」と読む(発音する)ようにしていますが、ネットのスキーショップなどでは「マディシャス」と表記されていたり、さらには「マズフス」というのも見たことがあります。
で、こういうとき頼りにしたいのは正規輸入代理店がどうしているかですが、ミヤコスポーツのwebカタログにはカタカナ表記が一切なく、ここでも役に立たないのです(笑)。

このブログの過去記事でいつも「MADSHUS」と表記しカタカナを使っていないのはそういう理由からなのですが、今回ミヤコスポーツの方とお話をされてきたれつ丸さんが「マズシャス」とされ、またタマキスポーツでもまほろば倶楽部でも「マズシャス」と呼ばれていたと思うので、やっぱり「マズシャス」でいいんでしょうね、きっと。

この記事へのコメント

ひらりん
2017年02月06日 18:35
本当はマズフスですね。
でも最近はみんなマズシャスって言ってますね。そう読めちゃうから定着しちゃったんでしょう。
Googleでマズフスって入れてもマズシャスって訂正されちゃうくらいに。

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