★2013.05.16 BCXC/神楽ヶ峰
これまた私の定番コース、GW明けの神楽ヶ峰に行ってきました。
たぶんこれで関東近県は滑り納め。
おあとは東北。
八幡平、鳥海山、月山…今年は行けるかなあ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2013年5月16日 神楽ヶ峰
天候:くもり
装備:(板)カルフ・サルスティス(靴)Xadv7
<コースタイム>
13:15 かぐらスキー場クワッドリフト降り場
14:07 稜線
(周辺滑降)
14:45 稜線
15:27 かぐら第5ロマンスリフト乗り場
16:00 みつまたロープウェー山頂駅
GW明けでもゲレンデアクセスでお手軽なツアーができる、関東近県では貴重な存在の神楽ヶ峰。
16日に時間が取れそうなので計画するが、前日の天気予報は雨で一度は断念。
ところが、当日朝、一応と思って天気予報を見てみると、くもりになっている。
急遽出動を決める。
関越トンネルを抜けると、雨が降っていて、がっくり。
しかし、みつまたの駐車場に着く頃には雨は上がり、高曇りとなる。
見上げれば、ロープウェー山頂駅はガスの中。
途中で雨が降り出す可能性もあるし、また上部のガスも心配されるが、ここまで来たら行ってみない手はない。
ロープウェー降り場からゴンドラ乗り場までの経路はしっかり雪がつけられており、まだまだ大丈夫という感じ。
かき集めるための雪もまだ回りに残っているし、この分なら、今年は営業終了まで持つのではないだろうか。
ゴンドラからかぐら第一高速クワッドリフトと乗り継ぎ、ネットをくぐってバックカントリーへと入って(出て?)いく。
このあたりはまだガスはかかっていないが、目指す上部はガスの中。
残雪は、過去2回のGW明けツアーの時より明らかに多い。
時期が1週間ほど早いせいもあるかもしれないが。
樹林の中を適当に歩いて行くと、やがて営業を終了した林間コースに出る。
ここはルート中で一番斜度があり、ステップの場合ジグザグ登高が必要となる。
しかし、シールが欲しいと感じるほどの長さではない。
林間コースの最上部、第5ロマンスリフト降り場の直下は雪が消えるのが早いところだが、今回はまだつながっていた。
第5ロマンスリフト降り場を過ぎるとほどなく中ノ芝のオープンバーンに出る。
まだ木道は完全に雪の下。
雪は柔らかいが潜るほどではない、いい感じのザラメ。
縦溝もできておらず、ほぼフラット。
今シーズン、山でこういうザラメに巡り会うのは、4月初めの乳頭山以来。
足慣らしに1本滑る。
中ノ芝の上部まで登ってきたあたりから本格的にガスが濃くなり始め、上ノ芝まで来ると、ホワイトアウトとまではいかないが、完全にガスの中となる。
先の見えないガスの中を上へ上へと登っていくと、やがて稜線に到着。
神楽ヶ峰の方向へ少し稜線をたどり、田代尾根との間のカール状斜面に滑り込む。
ここも中ノ芝と同様に良い状態で、大変に気持ちの良いザラメ滑り。
これで視界が十分だったら言うこと無しだが、たとえガスの中でも、この感触が味わえれば十分満足できる。
沢が細くなってくる手前まで滑り降りて、登り返す。
稜線に復帰したら、今度は田代尾根寄りを一本。
もう一本いこうかと思いながら再度登り返していると、霧雨が降り始めたので、上ノ芝に戻ることにする。
幸い霧雨はすぐに止んだが、上ノ芝はガスが一番ひどい。
今回は、夏道尾根の隣の、中尾根との間にある小尾根を滑って第5リフト下まで下りようかと思っていたのだが、ガスがひどすぎる。
まあ、GPSもあるので行けないことはないが、今回はやめておく。
上ノ芝を滑り、中ノ芝まで下りてくると、ややガスが薄くなる。
3ターンくらい先までは見える感じで、メローな斜面をフルスピードで滑るのに支障はない。
いつもならやや緩すぎると感じる中ノ芝だが、今日はここをかっ飛ばすのが非常に楽しく、長短織り交ぜ3本ほど。
さらに下って第5リフト降り場から林間コース上部のゲレンデ跡を1本。
営業期間中はコブ斜面だったことを窺わせるギャップがあり、ややテクニカル。
登り返したら右方向へトラバースして、今度は第5リフトのリフト線下を滑る。
途中から結構な急斜面になる。
昨シーズン、捻挫が完治していない状態で滑って苦労した場所。
もう一滑りで第5リフト乗り場というところで左手を見ると、隣の尾根下部の斜面がいい感じなので、登り返し気味にトラバースして、そちらを滑る。
このあたりの自在感がステップ板のいいところ。
最後は第5リフト乗り場上の連絡通路からゲレンデに復帰、あとは延々とスキー場を滑る。
といっても、大半はゴンドラコースの超緩斜面の直滑降&推進滑走だが。
ちょうど16時にロープウェー山頂駅に到着、ツアー終了。
視界が悪かったのは残念だったが、雪のコンディションは非常に良く、今シーズンはあまり楽しめていなかったザラメスキーを満喫して、まずは満足のショートツアーだった。
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たぶんこれで関東近県は滑り納め。
おあとは東北。
八幡平、鳥海山、月山…今年は行けるかなあ。
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2013年5月16日 神楽ヶ峰
天候:くもり
装備:(板)カルフ・サルスティス(靴)Xadv7
<コースタイム>
13:15 かぐらスキー場クワッドリフト降り場
14:07 稜線
(周辺滑降)
14:45 稜線
15:27 かぐら第5ロマンスリフト乗り場
16:00 みつまたロープウェー山頂駅
GW明けでもゲレンデアクセスでお手軽なツアーができる、関東近県では貴重な存在の神楽ヶ峰。
16日に時間が取れそうなので計画するが、前日の天気予報は雨で一度は断念。
ところが、当日朝、一応と思って天気予報を見てみると、くもりになっている。
急遽出動を決める。
関越トンネルを抜けると、雨が降っていて、がっくり。
しかし、みつまたの駐車場に着く頃には雨は上がり、高曇りとなる。
見上げれば、ロープウェー山頂駅はガスの中。
途中で雨が降り出す可能性もあるし、また上部のガスも心配されるが、ここまで来たら行ってみない手はない。
ロープウェー降り場からゴンドラ乗り場までの経路はしっかり雪がつけられており、まだまだ大丈夫という感じ。
かき集めるための雪もまだ回りに残っているし、この分なら、今年は営業終了まで持つのではないだろうか。
ゴンドラからかぐら第一高速クワッドリフトと乗り継ぎ、ネットをくぐってバックカントリーへと入って(出て?)いく。
このあたりはまだガスはかかっていないが、目指す上部はガスの中。
残雪は、過去2回のGW明けツアーの時より明らかに多い。
時期が1週間ほど早いせいもあるかもしれないが。
樹林の中を適当に歩いて行くと、やがて営業を終了した林間コースに出る。
ここはルート中で一番斜度があり、ステップの場合ジグザグ登高が必要となる。
しかし、シールが欲しいと感じるほどの長さではない。
林間コースの最上部、第5ロマンスリフト降り場の直下は雪が消えるのが早いところだが、今回はまだつながっていた。
第5ロマンスリフト降り場を過ぎるとほどなく中ノ芝のオープンバーンに出る。
まだ木道は完全に雪の下。
雪は柔らかいが潜るほどではない、いい感じのザラメ。
縦溝もできておらず、ほぼフラット。
今シーズン、山でこういうザラメに巡り会うのは、4月初めの乳頭山以来。
足慣らしに1本滑る。
中ノ芝の上部まで登ってきたあたりから本格的にガスが濃くなり始め、上ノ芝まで来ると、ホワイトアウトとまではいかないが、完全にガスの中となる。
先の見えないガスの中を上へ上へと登っていくと、やがて稜線に到着。
神楽ヶ峰の方向へ少し稜線をたどり、田代尾根との間のカール状斜面に滑り込む。
ここも中ノ芝と同様に良い状態で、大変に気持ちの良いザラメ滑り。
これで視界が十分だったら言うこと無しだが、たとえガスの中でも、この感触が味わえれば十分満足できる。
沢が細くなってくる手前まで滑り降りて、登り返す。
稜線に復帰したら、今度は田代尾根寄りを一本。
もう一本いこうかと思いながら再度登り返していると、霧雨が降り始めたので、上ノ芝に戻ることにする。
幸い霧雨はすぐに止んだが、上ノ芝はガスが一番ひどい。
今回は、夏道尾根の隣の、中尾根との間にある小尾根を滑って第5リフト下まで下りようかと思っていたのだが、ガスがひどすぎる。
まあ、GPSもあるので行けないことはないが、今回はやめておく。
上ノ芝を滑り、中ノ芝まで下りてくると、ややガスが薄くなる。
3ターンくらい先までは見える感じで、メローな斜面をフルスピードで滑るのに支障はない。
いつもならやや緩すぎると感じる中ノ芝だが、今日はここをかっ飛ばすのが非常に楽しく、長短織り交ぜ3本ほど。
さらに下って第5リフト降り場から林間コース上部のゲレンデ跡を1本。
営業期間中はコブ斜面だったことを窺わせるギャップがあり、ややテクニカル。
登り返したら右方向へトラバースして、今度は第5リフトのリフト線下を滑る。
途中から結構な急斜面になる。
昨シーズン、捻挫が完治していない状態で滑って苦労した場所。
もう一滑りで第5リフト乗り場というところで左手を見ると、隣の尾根下部の斜面がいい感じなので、登り返し気味にトラバースして、そちらを滑る。
このあたりの自在感がステップ板のいいところ。
最後は第5リフト乗り場上の連絡通路からゲレンデに復帰、あとは延々とスキー場を滑る。
といっても、大半はゴンドラコースの超緩斜面の直滑降&推進滑走だが。
ちょうど16時にロープウェー山頂駅に到着、ツアー終了。
視界が悪かったのは残念だったが、雪のコンディションは非常に良く、今シーズンはあまり楽しめていなかったザラメスキーを満喫して、まずは満足のショートツアーだった。
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この記事へのコメント
お褒めにあずかり恐縮です。
といっても、こういう楽しみ方を教えて下さったのがひろさんだったわけで。
今年はGWでのニアミス(?)もなくご無沙汰しておりますが、どこかでステップソウルフルに参加できないかと画策しています。
去年一発で月山が大好きになってしまったので、6月の月山、狙ってます。
って、いつも狙うだけでなかなか実現しないんですが…。
もう、『感謝!』
初神楽… 来季、お天気の良い日に…
このレポを教科書に… にらめっこしながら、
少しだけ行ってみます!
私は、もちろん… プラ&ステップで。
それにしても… こちら側から眺める第五下の
あの急斜面をBCクロカンで… なんて…
すごいですね~~~!
神楽ヶ峰は毎年のように行ってますので、過去の記録もご覧下さい。
ステップ板で行くにはとても良いところですので、是非是非。
一番初めは第5ロマンスが動いている時期に行かれるのが良いかな。
時々読ませて頂いてはきたのですが、
ツアー記録一覧があるんですね~♪
スキーの楽しみ方の方向性を存じ上げている方の記録は、
親近感、安心感をもって、とても参考になります♪
今、この一覧は、私にとって、分厚い参考書だ!と気がつきました。
神楽はじめ、行きたいと思っていたエリアに、ワクワク来季以降が待たれます♪
ありがとうございます!
ツアー記録を見ていろいろ試して頂けるとうれしいです。
それがこのブログを始めた目的ですので。
よろしくお願いします。