★★2015.02.20 BCXC/池の平湿原
BCクロカンを愛するみなさん、こんにちは。
この間忙しくかなり遅れてしまいましたが、先月の池の平湿原の記録です。
今年は池の平湿原も雪が非常に多いです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2015年2月20日 池の平湿原
天候:くもり時々晴れ
装備:(板)アウタバウンズクラウン(靴)Xadv4
<コースタイム>
13:05 湯ノ丸高原スキー場第6リフト上
13:50 兎平
14:35 見晴岳肩
15:05~15:15 兎平
15:27 雷の丘下
15:45~15:55 兎平
16:01 雷の丘肩
16:27 湯ノ丸高原スキー場第6リフト下
今シーズン初めての池の平湿原に行く。
3日前に南岸低気圧が通過したが、東京では思ったほど雨は降らず、湯ノ丸でもあまり雪は降らなかったようだ。
その後2日間は湯ノ丸のスキー場天気予報で雪マークがなかったので、コンディションは良くないかな、と思っていた。
しかし、当日朝ゲレンデ情報を見ると、湯ノ丸スキー場の積雪が前日から5cm増えている。
どうやら夜の間に降ったようだ。
しかも、ゲレンデ情報で5cm増えるくらいの雪なら、山では結構積もっているはずだ。
楽しみに現地に向かう。
昼頃ゲレンデに着くと、踏まれた粉雪がブカブカいっている。
またコース脇には、結構な雪が溜まっている。
これは上はかなり良いだろうと期待が高まる。
本日の足回りは、たまには使ってあげないと、ということで、お久しぶりのXadv4を履く。
あらためて履くと、本当に浅い。
靴紐の位置は、運動靴より少し上、という程度のものだ。
板を履いて歩き出すと、やはりいつもとは足首のサポート感がかなり違う。
第6リフトでゲレンデトップに上がり、林間コースを滑って林道入口にでる。
ここは平日でも大抵トレースがあるのだが、珍しく今日はトレースがない。
ラッセルはスネくらいの深さ。
雪はかなり多い感じ。
林道のカーブミラーがこんなに低くなっていたことがあっただろうか、と思う。
右手樹林帯との境も、いつもは土手状なのだが、今日は緩い斜面になっている。
兎平に着くと、東屋がほとんど雪に埋まりかかっている。
こんなの初めて。
やはり相当雪が多い。
今日はまず稜線を上がっていく。
最初のピークである雷の丘には登らず、すぐ下の凹地を進み、その先で稜線に上がる。
ここの稜線上は、明瞭な切り開きはないものの、いつもなら何となく道形がわかって問題なく進めるのだが、今日はそれがよくわからない。
どうやら、いつもなら上の方に張っている枝が、雪が多いために進路を阻む高さになり、全体がヤブ状になってしまっているのだと思われる。
半ばヤブこぎのようにしながら稜線を進んで行くと、見晴岳のピーク手前で、左手にオープンバーンが開けた場所に出る。
見晴岳に登ればさらに滑り応えのある急斜面に出られるが、今日は雪が深くて登るのが難儀だし、昨晩結構な積雪があったようなので無立木の急斜面はやめておくことにし、ここから滑ることにする。
ここはもろに南向きのため雪質の劣化が早いのが難点なのだが、今日は曇りがちなのでまだ良い状態を保っている。
滑り込むと、適度な傾斜のノートラックパウダーは極楽のひとこと。
これでもう少し長いとさらに良いのだが、その分楽に登り返せる訳なので、贅沢は言えない。
下まで滑ったら、兎平へ登り返す。
いつもは夏道を行くのだが、今日は夏道まで降りず、少し上をトラバース気味に登る。
兎平に戻ったら、この正面のノートラックバーンも滑らないともったいないので、1本滑っておく。
その後また稜線をたどる。
途中で先ほどのシュプールが見えた。
今度はあまり先に進まず、雷の丘から少し進んだところから滑る。
ここの方が先ほどのバーンより斜度も距離もやや落ちるのだが、なかなかなのである。
ただ、今回は、新雪層の下の重い雪の層まで潜ってしまう部分があり、やや滑りづらかった。
再び先ほどのトレースをたどって兎平に登り返し、少し時間があるので兎平前の斜面をもう1本滑る。
夕日に輝く新雪斜面が美しい。
最後は、雷の丘の直下から、北側樹林帯の滑降。
かなり濃い樹林をモソモソと下っていくと、開けたところに出て、極上パウダーのメロー斜面をするーりと滑っていく。
後は行きのトレースをたどって林道を下る。
スキー場に出たところで、あ、今日はXadv4を履いてたんだ、と思い出す。
上で滑っている間は、いつものXadv7や8との違いは全く意識しなかった。
そういえば前回Xadv4を履いたときも、同じように上では4を履いていることを忘れていたのだった。
BCクロカンで、少なくともパウダーを滑っている限りでは、ブーツの深さはほとんど影響しないということだろうか。
さて、今日の池の平湿原は、今まで私が来た中で一番のコンディションだったんじゃないかと思う。
今年はツアーの当たり年だ。
どこも良いコンディションでとても楽しいツアーばかり。
これから先のクラストシーズンはさすがにいつも好条件とはいかないだろうが、良いシーズンが続くことを願う。
ツアー記録一覧へ
この間忙しくかなり遅れてしまいましたが、先月の池の平湿原の記録です。
今年は池の平湿原も雪が非常に多いです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2015年2月20日 池の平湿原
天候:くもり時々晴れ
装備:(板)アウタバウンズクラウン(靴)Xadv4
<コースタイム>
13:05 湯ノ丸高原スキー場第6リフト上
13:50 兎平
14:35 見晴岳肩
15:05~15:15 兎平
15:27 雷の丘下
15:45~15:55 兎平
16:01 雷の丘肩
16:27 湯ノ丸高原スキー場第6リフト下
今シーズン初めての池の平湿原に行く。
3日前に南岸低気圧が通過したが、東京では思ったほど雨は降らず、湯ノ丸でもあまり雪は降らなかったようだ。
その後2日間は湯ノ丸のスキー場天気予報で雪マークがなかったので、コンディションは良くないかな、と思っていた。
しかし、当日朝ゲレンデ情報を見ると、湯ノ丸スキー場の積雪が前日から5cm増えている。
どうやら夜の間に降ったようだ。
しかも、ゲレンデ情報で5cm増えるくらいの雪なら、山では結構積もっているはずだ。
楽しみに現地に向かう。
昼頃ゲレンデに着くと、踏まれた粉雪がブカブカいっている。
またコース脇には、結構な雪が溜まっている。
これは上はかなり良いだろうと期待が高まる。
本日の足回りは、たまには使ってあげないと、ということで、お久しぶりのXadv4を履く。
あらためて履くと、本当に浅い。
靴紐の位置は、運動靴より少し上、という程度のものだ。
板を履いて歩き出すと、やはりいつもとは足首のサポート感がかなり違う。
第6リフトでゲレンデトップに上がり、林間コースを滑って林道入口にでる。
ここは平日でも大抵トレースがあるのだが、珍しく今日はトレースがない。
ラッセルはスネくらいの深さ。
雪はかなり多い感じ。
林道のカーブミラーがこんなに低くなっていたことがあっただろうか、と思う。
右手樹林帯との境も、いつもは土手状なのだが、今日は緩い斜面になっている。
兎平に着くと、東屋がほとんど雪に埋まりかかっている。
こんなの初めて。
やはり相当雪が多い。
今日はまず稜線を上がっていく。
最初のピークである雷の丘には登らず、すぐ下の凹地を進み、その先で稜線に上がる。
ここの稜線上は、明瞭な切り開きはないものの、いつもなら何となく道形がわかって問題なく進めるのだが、今日はそれがよくわからない。
どうやら、いつもなら上の方に張っている枝が、雪が多いために進路を阻む高さになり、全体がヤブ状になってしまっているのだと思われる。
半ばヤブこぎのようにしながら稜線を進んで行くと、見晴岳のピーク手前で、左手にオープンバーンが開けた場所に出る。
見晴岳に登ればさらに滑り応えのある急斜面に出られるが、今日は雪が深くて登るのが難儀だし、昨晩結構な積雪があったようなので無立木の急斜面はやめておくことにし、ここから滑ることにする。
ここはもろに南向きのため雪質の劣化が早いのが難点なのだが、今日は曇りがちなのでまだ良い状態を保っている。
滑り込むと、適度な傾斜のノートラックパウダーは極楽のひとこと。
これでもう少し長いとさらに良いのだが、その分楽に登り返せる訳なので、贅沢は言えない。
下まで滑ったら、兎平へ登り返す。
いつもは夏道を行くのだが、今日は夏道まで降りず、少し上をトラバース気味に登る。
兎平に戻ったら、この正面のノートラックバーンも滑らないともったいないので、1本滑っておく。
その後また稜線をたどる。
途中で先ほどのシュプールが見えた。
今度はあまり先に進まず、雷の丘から少し進んだところから滑る。
ここの方が先ほどのバーンより斜度も距離もやや落ちるのだが、なかなかなのである。
ただ、今回は、新雪層の下の重い雪の層まで潜ってしまう部分があり、やや滑りづらかった。
再び先ほどのトレースをたどって兎平に登り返し、少し時間があるので兎平前の斜面をもう1本滑る。
夕日に輝く新雪斜面が美しい。
最後は、雷の丘の直下から、北側樹林帯の滑降。
かなり濃い樹林をモソモソと下っていくと、開けたところに出て、極上パウダーのメロー斜面をするーりと滑っていく。
後は行きのトレースをたどって林道を下る。
スキー場に出たところで、あ、今日はXadv4を履いてたんだ、と思い出す。
上で滑っている間は、いつものXadv7や8との違いは全く意識しなかった。
そういえば前回Xadv4を履いたときも、同じように上では4を履いていることを忘れていたのだった。
BCクロカンで、少なくともパウダーを滑っている限りでは、ブーツの深さはほとんど影響しないということだろうか。
さて、今日の池の平湿原は、今まで私が来た中で一番のコンディションだったんじゃないかと思う。
今年はツアーの当たり年だ。
どこも良いコンディションでとても楽しいツアーばかり。
これから先のクラストシーズンはさすがにいつも好条件とはいかないだろうが、良いシーズンが続くことを願う。
ツアー記録一覧へ
この記事へのコメント
今年は2月10日に行きましたが、
やはり、良い新雪を楽しめました。
naさんも池の平湿原行かれてましたか。
なんか、私の行くような所はみんなnaさんに先回りされている感じがしますねえ(笑)。