2019.01.04 BCXC/栂池高原スキー場~天狗原

BCクロカンを愛するみなさん、こんにちは。

遅ればせながら今シーズンのツアー記録1本目、アップです。

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2019年1月4日 栂池高原スキー場~天狗原~栂池高原スキー場

天候:晴
装備:(板)アウタバウンズクラウン(靴)Xadv8
<コースタイム>
8:50 栂池高原スキー場ゴンドラ山頂駅
9:30 早大小屋
9:55~10:05 栂池ロープウェー自然園駅
10:50~11:10 天狗原
11:50~12:10 栂池自然園
12:25 栂池高原スキー場栂の森ゲレンデ


正月休みに1泊2日でお出かけ許可を得て、ようやく初滑りのチャンスが巡ってきた。
今シーズンは雪が降り出すのが遅かったが、年末年始の寒波で場所を選べばツアーも可能になった。
まほろば倶楽部で宿泊がとれたので白馬へ。

1日目午前ははくのりで足慣らし。
初滑りなのでまずは下で滑る。
圧雪後に新雪が乗ったはくのりならではのコンディションで、これならゲレンデでもBCクロカンが楽しい。

数本滑ったら、第10リフト(いわゆる「10線」)のスカイビューゲレンデに上がる。
出足が遅れたので斜面はもうズタズタだが、それでもかなりの深さと柔らかさが残っており、深雪滑降として十分楽しめる。

しかも私の滑りがとても調子よくて、プラ靴太板でもここでこんな滑りできたことあったかな、と思うような果敢な滑りがBCクロカンでできてしまう。
1本滑ると膝に手をついてハアハアいうようなハードな滑りだが、うれしくて面白くて、すぐにまたリフトに乗って滑り、と繰り返していたらついに気持ち悪くなる。
こんなのは高校時代のサッカー部の練習以来か。
もう満腹、ということで下に降りる。

朝滑ったスキー場ベース部のゲレンデはこの間にたくさん滑られてもう新雪感のない普通の圧雪ゲレンデになってしまっており、つまらないのでゲレンデスキーは終了。

午後はスノーハープで純クロカン。
ウロコ板持参でクラシカル練習。
しかしまだ雪が十分ではなく、コース整備されているのはトラック以外はごく一部。
圧雪していないコースにトレースがあったのでついて行ってみたら、クロカンコースでこんなに登るの、と思うくらい登っていて、なかなか終わらない。

登りが終わると、登った分は当然降りなければならない。
このエッジのない細い板で。
かなり斜度がある部分もあり、新雪でスピードが抑制されたから何とかなったものの、もし整備されていたらあれをクロカンで下るというのは相当怖いと思う。

ともあれ、クロカンは楽しい。
昨シーズン1度石木田さんにクラシカルの初歩を教わり、今回が2度目。
BCクロカンツアーでの平地移動のスピードアップに役立つかも、と思ったのが最初の動機だったが、クロカンで走ること自体が楽しく、気持ちよくて、正直予想外だった。
近くでできればジョギング代わりに足繁く通うのだが。


前置きが長くなったが、いよいよ2日目のツアーの報告。

夜間にたっぷりの降雪があった後、朝から晴天。
最高の山スキー日和と思われた。

ゴンドラを降りたらツアースタート。
林道はシールは貼らずステップソールで行く。
途中、早大小屋のところで先行者の林道ショートカットのトレースに入ってみるが、シール登高のトレースなのでステップには厳しい。
その後は忠実に林道を行く。


林道からの白馬連峰
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天狗原の登りはシールを貼る。
先行者のトレースのおかげでラッセルもなく、BCクロカンでの登りはきわめて快調。
足下が軽いからスタスタ登っていける。
ロープウェー自然園駅から45分ほどで天狗原着。

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妙高
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白馬乗鞍岳の大斜面
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他のパーティーの多くは天狗原を通過し、白馬乗鞍まで登っていくようだ。
そのため天狗原からの下りはまだほぼノートラック。
これはたまらん、と斜面に入っていくが、何とBCクロカンは潜って滑らず。
急な部分でゆるゆると浅いターンをするのがやっとで、ほとんどの部分は下りラッセルになってしまう。

かろうじてターンできた部分。最後の方は歩いているのがトレースで分かる(笑)画像

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最後は自然園側にゆるゆると降り、自然園で遊ぼうかとも思ったが、1本伸びたトレースを往復するだけでは物足りないし、かといってこの深雪ではトレースを外れて歩き回るのも現実的ではない。

自然園。ロケーションは最高だが…
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今日はBCクロカンの日ではなかったものと諦め、そのままスキー場へと下る。
そして午後再びスノーハープに向かい、クロカンを楽しんでから帰路についた。

ツアーは残念な結果になったが、1日目のスカイビューゲレンデでの滑りと、スノーハープでのクロカンで、なかなか楽しいスキー行だった。

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