★2021.02.11 BCXC/鹿俣山
BCクロカンを愛するみなさん、こんにちは。
先週末、月山に紅葉登山に行ったら、まほろば倶楽部のツアーでたびたびご一緒しているOさんとばったり。
そこで昨シーズンのスキーが話題になり、ああ、途中から記録をアップしていなかったと思い出し。
残りをアップしていきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2021年2月11日 鹿俣山
天候:くもり
装備:(板)アウタバウンズクラウン(靴)Xadv8
<コースタイム>
7:15 たんばらスノーパーク
8:30 ブナ平
9:50 スキー場トップ
10:24~10:30 鹿俣山
10:58 ドロップポイント
12:04 1380m 尾根乗越点
13:51 ブナ平
14:45 たんばらスノーパーク
年末から1月前半にかけての様子から今年は大雪の年かと思いきや、1月下旬あたりからは雪の日が少なくなった。
しかし今回は前日にかなりの降雪があった。
BCクロカンはBCクロカンらしく楽しみましょう、という前回大戸沢岳での教訓から、今回は戸隠の高デッキ山を初訪問して、メローな北斜面の林間で浅めの新雪をサラサラと滑ることを計画した…のだが、自宅を出発後、せっかく降雪直後のいいタイミングに当たったのだから、もっと雪の多い場所で深雪を滑る方が楽しいのでは、という考えが頭をもたげる。
関越道を運転しながら大いに逡巡し、運命の藤岡ジャンクションで直進。
今季2度目の鹿俣山に向かう。
今回も、リフトが動き出す前の7時過ぎに出発する。
ゲレンデベースのちびっ子ゲレンデ脇から林に入ろうとしていると、除雪車?を運転している従業員さんから「山に入るんですか」と声をかけられる。
むむ、止められるのか、とちょっと身構えつつ「そうです」と答えると、「ゲレンデに入られますか」と追加の質問。
なるほどそこを気にしてるのね。
ならば、とドヤ顔で「入りません」と言うと、「ああ、それなら大丈夫です。昨日の大雪でゲレンデはまだ機械が動いているので、入らないで下さい」とのこと。
さすがたんばらスノーパーク、好ましい対応。
ということで無事入山する。
ここの登りではいつもはシールは使わずステップだけで登るが、今回は新雪のラッセルでステップ板にとってはやや不利な条件であり、前回の大戸沢岳でロングシールの威力を再認識したこともあって、沢を渡ってブナ平に上がる尾根に取り付くところからシールを付ける。
薄日が差した新雪のブナ林はとてもきれい。


シール装着は時間短縮が目的だったが、今回はラッセルがあったため、前回2時間ちょっとだった山頂まで、3時間ちょっとかかった。
まあ、ステップだったらもっとかかっていただろうから、よしとしよう。

今回も、山頂から少し先に進んだところからドロップする。
BCクロカンでも下りラッセルにはならない程度の、膝くらいの新雪。
いや、やっぱりきて良かった。


沢底に降りる前に横移動しては縦に落とす、というのも前回と同じ。
しかし、前回は、斜度が落ちた沢の下部の移動が長くしんどかった。
地図を見ると、1370mあたりで左の尾根を乗り越えて隣の沢に滑り込むことで平地移動を避けられそうなので、そちらに行ってみることにする。
高度に注意し、1450mあたりから大きく左にトラバースしていく。
このトラバースもラッセルでそれなりに長いのだが、沢底を進むよりはずっと歩きが少なくて済む。
1370mの尾根乗越点は地図から想像するとおりの小広い台地になっている。

台地から隣の沢に落ちる斜面をのぞき込むと、深雪滑降におあつらえ向きの斜度と樹間の斜面。
ルート選択は成功。
反対側の沢底へ快適に滑り降りる。
沢底についたら、さらにもう一本小尾根を超えて、次の沢から右手の尾根に上がる。
このあたりで少し遊んでからブナ平に上がり、スキー場ベースへの帰りにつく。
ところが、ここからは登りのトレースを戻るだけ、と漫然と滑っていたら違うパーティーのトレースに乗って意図しない方向に降りてしまい、その後も入山地点に戻るまで迷走を繰り返して時間がかかってしまった。
こういうトラブルがあってもあまり危険はないのがこのルートのいいところではあるが、気を抜きすぎてはいかんと反省した。

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先週末、月山に紅葉登山に行ったら、まほろば倶楽部のツアーでたびたびご一緒しているOさんとばったり。
そこで昨シーズンのスキーが話題になり、ああ、途中から記録をアップしていなかったと思い出し。
残りをアップしていきます。
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2021年2月11日 鹿俣山
天候:くもり
装備:(板)アウタバウンズクラウン(靴)Xadv8
<コースタイム>
7:15 たんばらスノーパーク
8:30 ブナ平
9:50 スキー場トップ
10:24~10:30 鹿俣山
10:58 ドロップポイント
12:04 1380m 尾根乗越点
13:51 ブナ平
14:45 たんばらスノーパーク
年末から1月前半にかけての様子から今年は大雪の年かと思いきや、1月下旬あたりからは雪の日が少なくなった。
しかし今回は前日にかなりの降雪があった。
BCクロカンはBCクロカンらしく楽しみましょう、という前回大戸沢岳での教訓から、今回は戸隠の高デッキ山を初訪問して、メローな北斜面の林間で浅めの新雪をサラサラと滑ることを計画した…のだが、自宅を出発後、せっかく降雪直後のいいタイミングに当たったのだから、もっと雪の多い場所で深雪を滑る方が楽しいのでは、という考えが頭をもたげる。
関越道を運転しながら大いに逡巡し、運命の藤岡ジャンクションで直進。
今季2度目の鹿俣山に向かう。
今回も、リフトが動き出す前の7時過ぎに出発する。
ゲレンデベースのちびっ子ゲレンデ脇から林に入ろうとしていると、除雪車?を運転している従業員さんから「山に入るんですか」と声をかけられる。
むむ、止められるのか、とちょっと身構えつつ「そうです」と答えると、「ゲレンデに入られますか」と追加の質問。
なるほどそこを気にしてるのね。
ならば、とドヤ顔で「入りません」と言うと、「ああ、それなら大丈夫です。昨日の大雪でゲレンデはまだ機械が動いているので、入らないで下さい」とのこと。
さすがたんばらスノーパーク、好ましい対応。
ということで無事入山する。
ここの登りではいつもはシールは使わずステップだけで登るが、今回は新雪のラッセルでステップ板にとってはやや不利な条件であり、前回の大戸沢岳でロングシールの威力を再認識したこともあって、沢を渡ってブナ平に上がる尾根に取り付くところからシールを付ける。
薄日が差した新雪のブナ林はとてもきれい。


シール装着は時間短縮が目的だったが、今回はラッセルがあったため、前回2時間ちょっとだった山頂まで、3時間ちょっとかかった。
まあ、ステップだったらもっとかかっていただろうから、よしとしよう。

今回も、山頂から少し先に進んだところからドロップする。
BCクロカンでも下りラッセルにはならない程度の、膝くらいの新雪。
いや、やっぱりきて良かった。
いきまーす

サイコー!

沢底に降りる前に横移動しては縦に落とす、というのも前回と同じ。
しかし、前回は、斜度が落ちた沢の下部の移動が長くしんどかった。
地図を見ると、1370mあたりで左の尾根を乗り越えて隣の沢に滑り込むことで平地移動を避けられそうなので、そちらに行ってみることにする。
高度に注意し、1450mあたりから大きく左にトラバースしていく。
このトラバースもラッセルでそれなりに長いのだが、沢底を進むよりはずっと歩きが少なくて済む。
1370mの尾根乗越点は地図から想像するとおりの小広い台地になっている。

台地から隣の沢に落ちる斜面をのぞき込むと、深雪滑降におあつらえ向きの斜度と樹間の斜面。
ルート選択は成功。
反対側の沢底へ快適に滑り降りる。
沢底についたら、さらにもう一本小尾根を超えて、次の沢から右手の尾根に上がる。
このあたりで少し遊んでからブナ平に上がり、スキー場ベースへの帰りにつく。
ところが、ここからは登りのトレースを戻るだけ、と漫然と滑っていたら違うパーティーのトレースに乗って意図しない方向に降りてしまい、その後も入山地点に戻るまで迷走を繰り返して時間がかかってしまった。
こういうトラブルがあってもあまり危険はないのがこのルートのいいところではあるが、気を抜きすぎてはいかんと反省した。

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