2023.01.03 BCXC/玉原高原
BCクロカンを愛するみなさん、こんにちは。
ブログ移転後の初投稿であり、22-23シーズン最初のツアー記録です。
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2023年1月3日 玉原高原
天候:雪
装備:(板)アウタバウンズクラウン(靴)Xadv8
ツアー記録といっても、結局ゲレンデ脇でちょろっと遊んだだけになったのでコースタイムは省略。
今シーズンは降雪の出足は遅かったですが、クリスマス寒波以降の積雪が順調で、正月休みから山に入れそう。
と思っていたら、年が明けてやってきた寒波が強烈で、予定していた上越はものすごい勢いで積雪が増加。
泊まりは越後湯沢の予定だが、雪が深すぎそうなので手前の玉原に寄って様子をみることにする。
8時45分、いつものようにちびっ子ゲレンデの下から林の中に入る。
見たところ笹はほとんど出ておらず、藪も埋まって十分行けそう。
しかし新雪に踏み込むと、思った以上にズブズブと沈む。
スキーを履いて、平地で膝くらいまで潜る。
このスタート地点でここまで深いのはこれまでで最高かも。
ということは、ブナ平の北側のかなり斜度のあるところに行かないと、今日は潜ってしまって進まないことが確実。
そしてそこにたどり着くまでのラッセルが半端ないし、戻りの下りもかなりの部分がラッセルになる。
そこで、いつも帰り際に一滑りする、スタート地点近くの短い急斜面に行ってみる。
うっすら残る古いトレースをたどるが、ほとんどトレースの意味がないくらい沈む。
見覚えのある斜面の上に来たところで縦に滑り込んでみるが、案の定、直滑降でゆるゆると進む程度。
そして、斜度のある登り返しはさらに深いラッセルで、あえぎながら登る。
斜面の上まで戻りつき、考える。
これは他に行っても滑りにはならないだろうし、せっかく付けた登りトレースがもったいないので、この斜面でしばらく遊ぶことにしよう。
次の1本も、最初のトレースから少しずらして直滑降。
2度目の登り返しはトレースの効果が絶大で、もうラッセルなし、スイスイ進む。
3本目も我慢して直滑降、4本目からターンを入れて滑る。
5~6ターンで終わる短い斜面だが、柔らかい雪の感触はやはり楽しい。
何本滑ったか分からないくらい滑り、空腹を感じたところでいったんスキー場に戻って食事。
食事の後は、いままで行ったことのない、スキー場の東側の林に行ってみることにする。
ゲレンデベースの少し上から右のコース脇に付けられているトレースを上っていくと、除雪された車道に出る。
普通なら車道に降りずに脇を歩くところだが、今日はラッセルを避けて、除雪されてはいるが雪が残る車道を進む。
除雪終点からオフピステに入っていくが、やはりラッセルが深い。
そしてこちら側の林はゲレンデに近くて音楽が大きく聞こえてくるし、電線も通っていたりして、雰囲気があまり良くない。
除雪終点からわずかに進んだところで引き返し、林をショートカットしてゲレンデに出る。
朝のスタート地点に戻ってもう一度いつもの西側の林に入る。
食事に戻るとき、出発準備をしていたスノーシューのグループがいたので期待していたら、思った通りスノーシューのトレースが午前中の私のトレースをたどり、その先まで伸びている。
そのトレースをたどって先に進む。
トレースは私がいつも通るルートより下に向かっていたので、途中で外れて沢に降りる。
徒渉点を探すが、沢が埋まるにはもう一息雪が足りない。
かろうじてつながっているところもあるにはあるが、この雪の柔らかさではとても踏み込む勇気は起きない。
徒渉は断念、今日はこれまでとしてスキー場に戻る。
ツアーと呼べるほどのものにはならなかったが、シーズン初めの足慣らしとしては良しとしよう。
この後、宿泊地の越後湯沢に移動。
いくつかツアーの腹案があったが、翌朝、駅近くの宿泊先のレベルで、駐車場からの脱出に相当の時間を要するほどの積雪。
これは、極太板ならともかく、BCクロカンでは山に入ってもどうしようもない、ということで、おとなしくゲレンデスキーに変更。
ハイクアップして滑るオフピステゾーンがあるというムイカスノーリゾートに行ってみるが、オフピステゾーンは閉鎖中。
それでも深雪のエリアはあってそれなりに楽しんだが、暗すぎて雪面の起伏が全然見えず、フルパワーで滑るところまではいかなかった。
3日目は一晩の積雪は半分くらいだったが、山の積雪量がさらに増えていることに変わりはなく、日本雪崩ネットワークの情報では森林帯でも小規模の雪崩が発生している状況とのこと。
やはりやむなくゲレンデスキーに変更。
しかしこの日のかぐらは超楽しい。
高速リフトが強風で動かなかったのは残念だったが、それでも非圧雪コースはかなりの深雪、いくら人が入っても柔雪の状態が保たれていて練習に最適。
ガンガン繰り返し滑る。
たまに滑る圧雪部分も、堅い雪だとエッジが効かないアウタバウンズクラウンでも大丈夫な位の適度な柔らかさで、快適。
『ゲレンデ不感症』になりつつある私だが、久しぶりにゲレンデスキーを堪能した。
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ブログ移転後の初投稿であり、22-23シーズン最初のツアー記録です。
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2023年1月3日 玉原高原
天候:雪
装備:(板)アウタバウンズクラウン(靴)Xadv8
ツアー記録といっても、結局ゲレンデ脇でちょろっと遊んだだけになったのでコースタイムは省略。
今シーズンは降雪の出足は遅かったですが、クリスマス寒波以降の積雪が順調で、正月休みから山に入れそう。
と思っていたら、年が明けてやってきた寒波が強烈で、予定していた上越はものすごい勢いで積雪が増加。
泊まりは越後湯沢の予定だが、雪が深すぎそうなので手前の玉原に寄って様子をみることにする。
8時45分、いつものようにちびっ子ゲレンデの下から林の中に入る。
見たところ笹はほとんど出ておらず、藪も埋まって十分行けそう。
しかし新雪に踏み込むと、思った以上にズブズブと沈む。
スキーを履いて、平地で膝くらいまで潜る。
このスタート地点でここまで深いのはこれまでで最高かも。
ということは、ブナ平の北側のかなり斜度のあるところに行かないと、今日は潜ってしまって進まないことが確実。
そしてそこにたどり着くまでのラッセルが半端ないし、戻りの下りもかなりの部分がラッセルになる。
そこで、いつも帰り際に一滑りする、スタート地点近くの短い急斜面に行ってみる。
うっすら残る古いトレースをたどるが、ほとんどトレースの意味がないくらい沈む。
見覚えのある斜面の上に来たところで縦に滑り込んでみるが、案の定、直滑降でゆるゆると進む程度。
そして、斜度のある登り返しはさらに深いラッセルで、あえぎながら登る。
斜面の上まで戻りつき、考える。
これは他に行っても滑りにはならないだろうし、せっかく付けた登りトレースがもったいないので、この斜面でしばらく遊ぶことにしよう。
次の1本も、最初のトレースから少しずらして直滑降。
2度目の登り返しはトレースの効果が絶大で、もうラッセルなし、スイスイ進む。
3本目も我慢して直滑降、4本目からターンを入れて滑る。
5~6ターンで終わる短い斜面だが、柔らかい雪の感触はやはり楽しい。
何本滑ったか分からないくらい滑り、空腹を感じたところでいったんスキー場に戻って食事。
食事の後は、いままで行ったことのない、スキー場の東側の林に行ってみることにする。
ゲレンデベースの少し上から右のコース脇に付けられているトレースを上っていくと、除雪された車道に出る。
普通なら車道に降りずに脇を歩くところだが、今日はラッセルを避けて、除雪されてはいるが雪が残る車道を進む。
除雪終点からオフピステに入っていくが、やはりラッセルが深い。
そしてこちら側の林はゲレンデに近くて音楽が大きく聞こえてくるし、電線も通っていたりして、雰囲気があまり良くない。
除雪終点からわずかに進んだところで引き返し、林をショートカットしてゲレンデに出る。
朝のスタート地点に戻ってもう一度いつもの西側の林に入る。
食事に戻るとき、出発準備をしていたスノーシューのグループがいたので期待していたら、思った通りスノーシューのトレースが午前中の私のトレースをたどり、その先まで伸びている。
そのトレースをたどって先に進む。
トレースは私がいつも通るルートより下に向かっていたので、途中で外れて沢に降りる。
徒渉点を探すが、沢が埋まるにはもう一息雪が足りない。
かろうじてつながっているところもあるにはあるが、この雪の柔らかさではとても踏み込む勇気は起きない。
徒渉は断念、今日はこれまでとしてスキー場に戻る。
ツアーと呼べるほどのものにはならなかったが、シーズン初めの足慣らしとしては良しとしよう。
この後、宿泊地の越後湯沢に移動。
いくつかツアーの腹案があったが、翌朝、駅近くの宿泊先のレベルで、駐車場からの脱出に相当の時間を要するほどの積雪。
これは、極太板ならともかく、BCクロカンでは山に入ってもどうしようもない、ということで、おとなしくゲレンデスキーに変更。
ハイクアップして滑るオフピステゾーンがあるというムイカスノーリゾートに行ってみるが、オフピステゾーンは閉鎖中。
それでも深雪のエリアはあってそれなりに楽しんだが、暗すぎて雪面の起伏が全然見えず、フルパワーで滑るところまではいかなかった。
3日目は一晩の積雪は半分くらいだったが、山の積雪量がさらに増えていることに変わりはなく、日本雪崩ネットワークの情報では森林帯でも小規模の雪崩が発生している状況とのこと。
やはりやむなくゲレンデスキーに変更。
しかしこの日のかぐらは超楽しい。
高速リフトが強風で動かなかったのは残念だったが、それでも非圧雪コースはかなりの深雪、いくら人が入っても柔雪の状態が保たれていて練習に最適。
ガンガン繰り返し滑る。
たまに滑る圧雪部分も、堅い雪だとエッジが効かないアウタバウンズクラウンでも大丈夫な位の適度な柔らかさで、快適。
『ゲレンデ不感症』になりつつある私だが、久しぶりにゲレンデスキーを堪能した。
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